【タイ北部】パーイ

タイ北部パーイ (メーホンソン)

タイ北部のメーホンソン県にある パーイ のフォトギャラリーです。

パーイの町の様子

「パーイ」は、ミャンマーとの国境近く、タイ北部メーホンソン県にある小さな町。メーホンソンループ(Mae Hong Son Loop)と呼ばれるメーホンソンチェンマイを結ぶグルッと回るルー ト沿いに位置してます。町の名前は(諸説あるようですが)町を流れるパーイ川(Pai river)から付けられたそうです。

かつてはシャン族(※1)の静かな町であったのが、現在では観光を中心に賑わいを見せているようです。タイの映画「Pai in Love」の影響から、タイの人々も多く訪れるようになっているとか。 

600m~1200mの高い丘に囲まれ、夏は暑く、冬は夜になるととても寒くもなります。豊かな自然に恵まれ、トレッキング(山歩き)、象乗り、筏(いかだ)下り、カヤックなど楽しめるようですね。

  • パーイへのルート
    パーイへは、以下のルートで立ち寄ってます(2009年)
  • この時チェンマイ→メーホンソンは、下回り、メーホンソン→チェンマイは上回りで回ってます。
    下方の地図を見てみてください。)
  • ※1)シャン族(ウィキペディア より
    インドシナ半島に広がっているタイ系諸族の一つで、タイ国のタイ人を構成する小タイ族(シャム人)などと同系の民族である。シャン(Shan)、タイ・ヤイ(Thai-yai)、パイ・イ(Pai-y)ともいわれる。なおシャンとはタイ族を呼ぶために外国が用いていたシャムの語がビルマ語風になまった物である。タイ王国内における標準タイ語ではシャン族のことを主にタイ・ヤイ (大タイ族) と呼ぶ。
< パーイ >
< メーホンソンループ >

【パーイ】町の様子

パーイの町の様子です。
町自体は小さいですが、自然に囲まれ、落ち着いた雰囲気に癒されます。ゆっくりのんびりしたい方は、是非訪れてみてください。
パーイの町へ入っていく所
いざ町へ
パーイの町へ入っていく所
パーイの町の様子。結構にぎやか。
町の様子1
パーイの町の様子。結構にぎやか。
観光客もぶらぶら町を散策。欧米系が多いか。
町の様子2
観光客もぶらぶら町を散策。欧米系が多いか。
パーイの町の様子。セブンイレブンも見えますね。
町の様子3
パーイの町の様子。セブンイレブンも見えますね。
町を流れるパーイ川。向こう岸にはバンガロー風のゲストハウスが見えます。
パーイ川1
町を流れるパーイ川。向こう岸にはバンガロー風のゲストハウスが見えます。
川にかかっている竹でできた橋。二手に分かれてます。
パーイ川2
川にかかっている竹でできた橋。二手に分かれてます。
川辺付近の様子
竹の橋を犬が渡っていきます
パーイ川3
川辺付近の様子
パーイ川4
竹の橋を犬が渡っていきます
竹の橋。別の角度より。
コスモスみたいな花。
パーイ川5
竹の橋。別の角度より。

コスモスみたいな花。
バックパックを背負って歩く人たち。
バッグを沢山売ってます
町の様子4
バックパックを背負って歩く人たち。
お土産屋さん
バッグを沢山売ってます
道沿いに祀られている小さなお堂
こちらはネットカフェでしょうか。High Speed ADSL 2Mb ...
お堂
道沿いに祀られている小さなお堂
ネットカフェ
こちらはネットカフェでしょうか。High Speed ADSL 2Mb ...
バス停
ここからチェンマイメーホンソンへ行けます。
レンタル自転車達。自転車は小回りが利いていいですね。
バス停
ここからチェンマイメーホンソンへ行けます。
自転車
レンタル自転車達。自転車は小回りが利いていいですね。
おいしそうなケーキも売ってます。
椅子?
とあるお店の前には、量りを利用した椅子が。
ローティー(ROTI)と呼ばれるタイのお菓子。
ケーキ屋さん
おいしそうなケーキも売ってます。
椅子?
とあるお店の前には、量りを利用した椅子が。
タイのお菓子
ローティー(ROTI)と呼ばれるタイのお菓子。

【パーイ】夜の風景

パーイの町の夜の風景です。
パーイ川の様子や、通りの様子など。
通りにはお店が並び、夜も結構やってますね。
通りの様子1
通りにはお店が並び、夜も結構やってますね。
昼間見えたバンガロー風のゲストハウス。
パーイ川1
昼間見えたバンガロー風のゲストハウス。
こちらも通りの様子。通りにはお店が並びます。
通りの様子2
こちらも通りの様子。通りにはお店が並びます。
ちらも通り沿いのお店たち。
通り沿いの洋服屋さん。お土産にTシャツ買いました。
通りの様子3
こちらも通り沿いのお店たち。
通りの様子4
通り沿いの洋服屋さん。お土産にTシャツ買いました。
道でお店を出している人たち
泊ったホテルの川沿いの風景
通りの様子5
道でお店を出している人たち
ホテルの風景
泊ったホテルの川沿いの風景

【パーイ】ワット・クラーン Wat Klang

町のバスターミナルの近くにある「ワット・クラン」(Wat Klang)。 長い間、荒れ果てたお寺だったようですが、1792年にシャン族(タイ・ヤイ)により建てられ、今日では地元 の尊敬を集める古い仏像が祀られていることからパーイではとても重要なお寺の1つとなっています。

中央にある金色に輝くタイ・ヤイ様式の仏塔と、その仏塔を取り囲む小さなモン様式の仏塔が特徴となっており、小さな仏塔には、曜日ごとの仏像が祀られています。
中央にある金色に輝くタイ・ヤイ様式の仏塔
ワット・クラン
中央にある金色に輝くタイ・ヤイ様式の仏塔
入口を守る守り神達。 バンコクの王宮などで見るヤックに相当するものと思いますが全然違いますね。
入口を守る守り神達。 バンコクの王宮などで見るヤックに相当するものと思いますが全然違いますね。
守り神
入口を守る守り神達。
バンコクの王宮などで見るヤックに相当するものと思いますが全然違いますね。
周りを小さな仏塔に囲まれてます。
周りを囲む小さな仏塔には、曜日ごとの仏様が祀られてます。
中央の仏塔
周りを小さな仏塔に囲まれてます。
曜日ごとの仏様
周りを囲む小さな仏塔には、曜日ごとの仏様が祀られてます。
仏塔横には鐘を持つ人
中に入ってませんが、こちらが本殿でしょうか。
鐘を持つ人
仏塔横には鐘を持つ人
本殿
中に入ってませんが、こちらが本殿でしょうか。

【パーイ】コーヒー・イン・ラブ Coffee in Love

パーイでは最も有名なカフェ"Coffee in Love"。パーイの町へ行く通り沿い、町からはおよそ3kmほどの所にあります。
パーイでは最も有名なカフェ"Coffee in Love"
タイの映画「Pai in Love」やテレビ番組などで有名になったこのカフェ、丘の上に立ち、見渡すパイ渓谷(Pai Valley)の景観は壮大です。
旅の疲れを癒すのに、ちょっと立ち寄ってみてはどうでしょう。

  • ※)映画「Pai in Love」 : 参考までにYouTube: Pai in Love
パイ渓谷(Pai Valley)の眺め。
(Valleyって感じがしないんですが、谷なんですね)
パイ渓谷(Pai Valley)の眺め。
(Valleyって感じがしないんですが、谷なんですね)
かわいらしい白いベンチがあります。
記念撮影用ですね。
かわいらしい白いベンチがあります。
記念撮影用ですね。
パーイまで3kmの標識。
カフェの中の様子。はい、ご注文は? ^◇^)
パーイまで3kmの標識。 カフェの中の様子。はい、ご注文は? ^◇^)
こじんまりした可愛らしい内装。
こちらも可愛らしいハートの飾り付け。
こじんまりした可愛らしい内装。 こちらも可愛らしいハートの飾り付け。

【パーイ】メモリアル・ブリッジ

第二次世界大戦中、日本軍がミャンマー(ビルマ:当時はイギリス領)へ侵攻するためにチェンマイからメーホンソンへの道を建設し、そのルート上、パーイ川(タ・パーイ村近くのタ・パーイ川)を渡る橋が必要で、ジャングルから木材を運ぶために象や村人を使役し、1941年に建設されました。
メモリアル・ブリッジ。1976年に鉄筋の橋「ナワラット橋」(Nawarat Steel Bridge)を建設し、その橋が歴史を伝えるために今もここに残ってます。
1945年、戦争も終わり、日本兵はこの地を去ると同時に橋も焼き落とされましたが、橋は村人たちの生活にとって必要なものとなっており、再びパーイ川を渡る木造の橋を建設しましたが、1973年の洪水により破壊されてしまいました。

そこで1976年には鉄筋の橋「ナワラット橋」(Nawarat Steel Bridge)を建設し、その橋が歴史を伝えるために今もここに残ってます
カンチャナブリーのクウェー川鉄橋以外にもこういった橋、あったんですね)
入口付近
メモリアル・ブリッジの様子1
入口付近
歩いて渡って行っているところ。ずーと向こうの方に続いてます。
メモリアル・ブリッジの様子2
歩いて渡って行っているところ。ずーと向こうの方に続いてます。
斜めから見渡したところ。隣には普通に道路の橋がかかってます。
メモリアル・ブリッジの様子3
斜めから見渡したところ。隣には普通に道路の橋がかかってます。
橋の下の見ると、のどかな風景が広がってます。
メモリアル・ブリッジの様子4
橋の下の見ると、のどかな風景が広がってます。

【パーイ】ワット・ナーム・フー

ワット・ナム・フー(Wat Nam Hoo)
ワット・ナム・フー(Wat Nam Hoo)は、パーイの町にある有名なお寺で「ウン・ムアン」(Un Muaeng / Aoon Mueng)と呼ばれる神聖な仏像が祀られていてます

この仏像、第三世代の(?)仏像で、高さ111cm、幅80cmのブロンズ像で、500年ほど前のものだそうです。

その昔、ナレースワン大王(アユヤタ王朝の王(1590-1605))が、人質としてビルマ(ミャンマー)に差し出され、そこで亡くなった姉(スパンカラヤ王女)のために作った言われています。仏像の頭の部分には聖なる水として水が貯められており、そのことから人々から多くの信仰をあつめてます。

寺院の後ろには、スパンカラヤ王女の遺灰と髪が納められていると言われる仏塔があります。
本殿内に祀られている仏像たち。「ウン・ムアン」(Un Muaeng / Aoon Mueng)と呼ばれる仏像はこれかな?
本殿の後ろにあるチェディ(仏塔)。こちらにスパンカラヤ王女の遺灰と髪が納められている。
本尊?
本殿内に祀られている仏像たち。「ウン・ムアン」(Un Muaeng / Aoon Mueng)と呼ばれる仏像はこれかな?
本殿の後ろ
本殿の後ろにあるチェディ(仏塔)。こちらにスパンカラヤ王女の遺灰と髪が納められている。
寺院を護る獅子の像
入口には犬達が寝てます。
獅子
寺院を護る獅子の像
本殿の入口
入口には犬達が寝てます。
寺院の敷地は広々としてます。
寺院の手前には、ちょっとした池があり、静かな佇まいを見せてます。
敷地内
寺院の敷地は広々としてます。
寺院手前
寺院の手前には、ちょっとした池があり、静かな佇まいを見せてます。

【パーイ】ナム・ロッド洞窟(タム・ロッド)Nam Lod Cave

とても大きな鍾乳洞の「ナム・ロッド洞窟」(タム・ナム・ロッド)
幅20m、高さ50m、奥行き200mあります。(「タム」は洞窟の意味) メーホンソンからパーイへ行く途中にあり、パーイからは車で一時間ぐらいでしょうか。
とても大きな鍾乳洞の「ナム・ロッド洞窟」。その洞窟前の様子。多くの筏が見えます。
内部は川が流れ、いくつかの部屋のような空間があり、その中の1つに「タム・ピー・マン」(Tham Phi Man)と呼ばれる先史時代の木で造られた棺が見つかっているものがあります。

洞窟はどこも同じかもしれませんが、内部は回って見るための歩道がしっかり舗装されているわけではなく、橋や階段などはありますが、自然そのままをうまく歩き回る、という感じになってます。洞窟に入りたい人は足元には十分気を付けてください。
全体の様子
写真では左上部分から入り、右下の方を目指します。
全体の様子
写真では左上部分から入り、右下の方を目指します。
入口付近の様子
ガイドさんが必ず必要
(ランタン持って案内してくれます)
入口付近の様子 ガイドさんが必ず必要
(ランタン持って案内してくれます)
洞窟の入り口付近
筏に乗った観光客や船頭さんがちらほら。うわー、この中に入って行くんですねー。ヽ(^。^)ノ
 
洞窟の入り口付近
筏に乗った観光客や船頭さんがちらほら。うわー、この中に入って行くんですねー。ヽ(^。^)ノ
筏(いかだ)
こんな感じの筏に3人程度乗ります
いよいよ内部へ
筏(いかだ)
こんな感じの筏に3人程度乗ります
いよいよ内部へ
少し筏に乗った後、陸上を歩きます。基本はガイドさんの明りだけが頼り。のんびりしていると足元さえも見えなくなり付いて行くことすら出来ません。
少し筏に乗った後、陸上を歩きます。基本はガイドさんの明りだけが頼り。のんびりしていると足元さえも見えなくなり付いて行くことすら出来ません。
少し筏に乗った後、陸上を歩きます。基本はガイドさんの明りだけが頼り。のんびりしていると足元さえも見えなくなり付いて行くことすら出来ません。
鍾乳洞を歩く
少し筏に乗った後、陸上を歩きます。基本はガイドさんの明りだけが頼り。のんびりしていると足元さえも見えなくなり付いて行くことすら出来ません。
色々歩いた後、再びイカダに乗ります。
鍾乳洞の様子。
鍾乳洞の様子。
再び筏に
色々歩いた後、再びイカダに乗ります。
鍾乳洞の様子。
鍾乳洞のもう一方の出口付近までイカダで行きます
このあたりに大きな空間の「タム・ピー・マン」(Tham Phi Man)があります。
鍾乳洞のもう一方の出口付近までイカダで行きます このあたりに大きな空間の「タム・ピー・マン」(Tham Phi Man)があります。 
これはかなーり高いし、結構急な階段だ。高い階段を登ったところに、先史時代の木でできた棺があったりします。
これはかなーり高いし、結構急な階段だ。高い階段を登ったところに、先史時代の木でできた棺があったりします。
先史時代の木製棺
何気に、というか無造作にばらばらと置き去りにされているような感じで置かれてます。
先史時代の木製棺
何気に、というか無造作にばらばらと置き去りにされているような感じで置かれてます。
先史時代の木製棺
何気に、というか無造作にばらばらと置き去りにされているような感じで置かれてます。
いや、貴重な資料だと思うので(ちがうのかな...)、もう少ししっかり保管した方が...(^▽^;)
元来た方向へ帰ります。船頭さんが流れに逆らって引っ張るんですね。
他の船が向こうに見えている様子。気を付けて行ってきてください。
元来た方向へ帰ります。船頭さんが流れに逆らって引っ張るんですね。 他の船が向こうに見えている様子。気を付けて行ってきてください。
元来た入口に戻ってきました。およそ1時間の旅。お疲れ様です。
元来た入口に戻ってきました。およそ1時間の旅。お疲れ様です。

【パーイ】パーイ・キャニオン Pai Canyon

アメリカのグランド・キャニオンには遠く及ばないと思いますが(行ったことがないので想像です)、ここパーイにも「パーイ・キャニオン(Pai Canyon)」(または「コーン・ラーン」(Kong Laen))があります。
パーイ・キャニオン(Pai Canyon):かなりの高さを写真のような細い道が続く変わった地形
パーイの町からおよそ7km、メモリアル・ブリッジに行く途中にあり、かなりの高さを写真のような細い道が続く変わった地形。

時間があまり無かったのと、上まで登った疲れから(という言い訳で)写真をとっただけで終わってしまいましたが、チャレンジする人は落ちないように気を付けてくださいね。
こんな感じの坂を上の方に登って行きます。(結構登ります)
さてさて、上に到着。
こんな感じの坂を上の方に登って行きます。(結構登ります) さてさて、上に到着。
こちらが「パーイ・キャニオン」。写真のような細長い道がずーと続きます。
細長いだけの道ならいいですが、これが結構な高さなんですね。
歩いて渡って行く人は、どうぞ気を付けてください。
細長いだけの道ならいいですが、これが結構な高さなんですね。
歩いて渡って行く人は、どうぞ気を付けてください。
 細長い道
こちらが「パーイ・キャニオン」。写真のような細長い道がずーと続きます。
気をつけて行きましょう
細長いだけの道ならいいですが、これが結構な高さなんですね。
歩いて渡って行く人は、どうぞ気を付けてください。
上から周りの眺め。見晴らしはとても良いですね。日あたりが良いから、結構暑いんですけど。(^-^;
上からの見晴らし
上から周りの眺め。見晴らしはとても良いですね。日あたりが良いから、結構暑いんですけど。(^-^;

パーイ、日本人にはあまり馴染みのない場所かもしれませんが、ゆったりのんびりで、リラックスする旅なら良い場所かも。
行くとしたらやっぱりチェンマイメーホンソンから車になるのかな ... (^◇^)

【タイ北部】パーイ