【タイ北部】スコータイ

タイ北部スコータイ

タイ北部:スコータイ(Sukhothai)のフォトギャラリーです。

スコータイはタイ人による初めての統一王朝の地です。
バンコクから北へ440kmの所にあり、位置的にはチェンマイとバンコクの中間より少し上、といった感じです。(バンコクから車でとばして、半日ほどかかります)

スコータイ遺跡公園のワット・シー・サワイ (Wat Sri Sawai)。
3つの塔から成るプラーン(Prang:クメール様式のお堂)が特徴。
もともとは、クメール人によるヒンドゥー教寺院であったものが、スコータイ王朝時、タイ人の仏教寺院となったんだそうな。

1378年にアユタヤ王朝の属国となるまで、約200年間隆盛を極めました。
アユタヤ王朝後は、ジャングルの中に放置されて廃墟になっていたようでが、1960年代にユネスコの支援を得て修復され、世界遺産に登録されました。(広大な敷地に「スコータイ遺跡公園」があります)

タイの一大イベント、ロイカトーン祭りでもとても有名な場所。ちなみに、スコータイは「幸福の夜明け」という意味だそうです。

【スコータイ】スコータイへ

スコータイへは、ピサヌロークから車で移動しました。
道路は舗装中?のようで、はじめはガタゴトガタゴトと進みましたが、そのうち舗装道路へ。
スコータイへは、ピサヌロークから車で移動しました。
道路は舗装中?のようで、はじめはガタゴトガタゴトと進みましたが、そのうち舗装道路へ。

天気がよくて、良かったです。^-^)
舗装中でガタゴトと
(ガタゴトしながら一路スコータイを目指します)
道沿いの風景
(田園風景が広がります)
舗装中でガタゴトと
(ガタゴトしながら一路スコータイを目指します)
道沿いの風景
(田園風景が広がります)
舗装した道路
(気分は快適)
車の荷台に
(お坊様(monk)達が乗ってました)
ようこそ
(いよいよスコータイへ入ります)
舗装した道路
(気分は快適)
車の荷台に
(お坊様(monk)達が乗ってました)
ようこそ
(いよいよスコータイへ入ります)

【スコータイ】スコータイ遺跡公園

スコータイ遺跡公園です。
数百年間放置されていた遺跡群を、タイ芸術局とユネスコが協力して修復し、1976年に遺跡公園として公開されました。
やって来ましたスコータイ遺跡公園です。

数百年間放置されていた遺跡群を、タイ芸術局とユネスコが協力して修復し、1976年に遺跡公園として公開されました。

およそ70K㎡の敷地に、200ほど(小さいものも含めると300箇所以上)の遺跡があるようです。(数えてはいませんが。^-^;) )

"公園"と名のとおり整備された感じですが、修復とともに遺跡を中心に昔の街を再現してくれるとすごいですよね。(いつか実現してくださ~い ^◇^))
車で行ったので、勿論車で移動しながら回りました。歩いて回ったら1日で足りるかな?
園内の雰囲気
(やはりとても広いです)
園内の雰囲気
(やはりとても広いです)
園内の雰囲気
(やはりとても広いです)
園内電車
(これに乗ってみて回れるようです)
暑さで犬も
(暑さで犬も水浴び。柴犬に似てる?)
園内電車
(これに乗ってみて回れるようです)
暑さで犬も
(暑さで犬も水浴び。
柴犬に似てる?)

ラームカムヘーン大王の像

Monument of King Ramkhamhaeng the Great
スコータイの最盛期を築き、またタイ文字の考案者でもある「ラームカムヘーン大王」のブロンズ像
右手には経典を持ち、左手は、人々に教えを説いている形をとっている
Monument of King Ramkhamhaeng the Great
スコータイの最盛期を築き、またタイ文字の考案者でもある「ラームカムヘーン大王」のブロンズ像。右手には経典を持ち、左手は、人々に教えを説いている形をとっていて、高さ4m、幅2.88mで1975年に造られたようです。

像の前には、タイの人々がお参りしてました。また、像の後ろには、考案された(?)昔のタイ文字で説明の書かれた像が4つあります。(下の4つの写真)
像と昔のタイ文字1
("ラームカムヘーン大王が象に乗ってクン・サーム・チョンと戦っている"、ということが書かれているようです)
像と昔のタイ文字2
("スコータイの人々はとても信心深くて、仏に尽くす"、というような事が書かれてます)
像と昔のタイ文字1
("ラームカムヘーン大王が象に乗ってクン・サーム・チョンと戦っている"、ということが書かれているようです)
像と昔のタイ文字2
("スコータイの人々はとても信心深くて、仏に尽くす"、というような事が書かれてます)
像と昔のタイ文字3
("ラームカムヘーン大王はルーチャースィーという名の白い象に乗って、タパーンヒン寺のアットサダロット(多分僧侶)に会いに行く"、というような事が書かれてます)
像と昔のタイ文字4
("牛や馬を売りたいときは売ることができる"、みたいな事が書かれています
(商売の始まりを意味しているそうな))
像と昔のタイ文字3
("ラームカムヘーン大王はルーチャースィーという名の白い象に乗って、タパーンヒン寺のアットサダロット(多分僧侶)に会いに行く"、というような事が書かれてます)
像と昔のタイ文字4
("牛や馬を売りたいときは売ることができる"、みたいな事が書かれています
(商売の始まりを意味しているそうな))

各々の像に書かれたものを1まとめ
(大きな写真でタイ文字を見たい人はこちら)

ラームカムヘーン大王のベル
(これはレプリカです。 説明書きには書かれてませんが、その昔、ラームカムヘーン大王の助けが必要な時は、このベルを鳴らしていたそうです)
各々の像に書かれたものを1まとめ
(大きな写真でタイ文字を見たい人はこちら)
ラームカムヘーン大王のベル
(これはレプリカです。 説明書きには書かれてませんが、その昔、ラームカムヘーン大王の助けが必要な時は、このベルを鳴らしていたそうです)

【歴史公園】ワット・チャナソンクラム(Wat Chanasongkham/Chana Songkhram)

Wat Chanasongkham(Wat Chana Songkhram)
すぐ次に写真のあるワット・マハタート(Wat Mahathat)の北に位置し、かつては、ワット・ラチャブラナ(Wat Ratcha burana)と呼ばれていたワット・チャナソンクラム
Wat Chanasongkham(Wat Chana Songkhram)

すぐ次に写真のあるワット・マハタート(Wat Mahathat)の北に位置し、かつては、ワット・ラチャブラナ(Wat Ratcha burana)と呼ばれていたワット・チャナソンクラム

【歴史公園】ワット・マハタート (Wat Mahathat)

ワット・マハタート(Wat Mahathat)は、城壁内の中央にある、スコータイでも最も重要な王室寺院です。
200㎡もある境内には、209基のチェディ(仏塔)や、10の礼拝堂などがあります。
なんでも、スコータイ時代後のアユタヤ時代でも増改築が繰り返されたそうで、建物の構成はかなり複雑とか。(言われてみれば確かに、という感じも...)
遠景1
(橋を渡って行きます。お堀があります)
遠景2
(橋を渡った所。仏像が見えます)
遠景1
(橋を渡って行きます。お堀があります)
遠景2
(橋を渡った所。仏像が見えます)
遠景3
(仏像周りの風景)
仏像1
(仏像周り近影)
遠景3
(仏像周りの風景)
仏像1
(仏像周り近影)
巨大なチェディ1
蓮のつぼみ型といわれている中心の大きなチェディ(仏塔)と、その周りには8つのチェディ(仏塔)が並びます。
巨大なチェディ2
蓮のつぼみ型といわれている中心の大きなチェディ(仏塔)と、その周りには8つのチェディ(仏塔)が並びます。
巨大なチェディ1, 2
(蓮のつぼみ型といわれている中心の大きなチェディ(仏塔)と、その周りには8つのチェディ(仏塔)が並びます。
中心のチェディ(仏塔)はクメールやセイロン(スリランカ)の影響がある、と言われ、また周りの8つのチェディ(仏塔)は、セイロン(スリランカ)やハリプンチャイ(Hariphunchai)・ランナー(Lanna)様式と言われています)
巨大なチェディ3
(写真を見れば分かりますが、階段があります。登ろうとしたら、ひざをぶつけて(痛て!)諦めました。何かのお告げかな? ^-^;) )
仏像2
(仏像の前は、礼拝場所らしき跡となってます)
巨大なチェディ3
(写真を見れば分かりますが、階段があります。登ろうとしたら、ひざをぶつけて(痛て!)諦めました。何かのお告げかな? ^-^;) )
仏像2
(仏像の前は、礼拝場所らしき跡となってます)
立ってる仏像1
(高さ9mのセイロン(スリランカ)様式の仏像。Phra Attaharot と呼ばれていたとか。)
(一緒に移っている人々を見れば、その大きさが良くわかります。)
立ってる仏像1
(高さ9mのセイロン(スリランカ)様式の仏像。Phra Attaharot と呼ばれていたとか。)
(一緒に移っている人々を見れば、その大きさが良くわかります。)
立ってる仏像1、2
(高さ9mのセイロン(スリランカ)様式の仏像。Phra Attaharot と呼ばれていたとか。)
(一緒に移っている人々を見れば、その大きさが良くわかります。)
チェディと仏像
立ってる仏像2
(左の2枚の写真と対をなす?仏像。こちらも右下の人を見れば、その大きさが分かります)
チェディと仏像 立ってる仏像2
(左の2枚の写真と対をなす?仏像。こちらも右下の人を見れば、その大きさが分かります)
巨大なチェディ近辺1
(小さな仏像が並びます)
巨大なチェディ近辺2
(台座?部分にも仏像が並びます)
巨大なチェディ近辺1
(小さな仏像が並びます)
巨大なチェディ近辺2
(台座?部分にも仏像が並びます)
巨大なチェディ近辺3
(反対側にも仏像が並んでます)
巨大なチェディ近辺4
(小ぶりなチェディ(仏塔)がいくつもあります)
巨大なチェディ近辺3
(反対側にも仏像が並んでます)
巨大なチェディ近辺4
(小ぶりなチェディ(仏塔)がいくつもあります)
白い仏像
(アユタヤ時代に造られたと言われている白い仏像。
なんでも仏像の周りの柱には、111人の仏弟子が彫られているとか。)
白い仏像
(アユタヤ時代に造られたと言われている白い仏像。
なんでも仏像の周りの柱には、111人の仏弟子が彫られているとか。)
白い仏像
(アユタヤ時代に造られたと言われている白い仏像。
なんでも仏像の周りの柱には、111人の仏弟子が彫られているとか。)
白い仏像
(アユタヤ時代に造られたと言われている白い仏像。
なんでも仏像の周りの柱には、111人の仏弟子が彫られているとか。)
白い仏像
(アユタヤ時代に造られたと言われている白い仏像。
よく分かりませんでしたが、なんでも仏像の周りの柱には、111人の仏弟子が彫られているとか。)
周りの風景1
(間に見えるチェディ(仏塔)は、前述のワット・チャナソンクラムかな?)
周りの風景2
(こちらに仏弟子が彫られている?)
周りの風景1
(間に見えるチェディ(仏塔)は、前述のワット・チャナソンクラムかな?)
周りの風景2
(こちらに仏弟子が彫られている?)
周りの風景3
(こちらにも仏像があります)
周りの風景4
(こちらが正面の入り口かもしれない)
周りの風景3
(こちらにも仏像があります)
周りの風景4
(こちらが正面の入り口かもしれない)

【歴史公園】ワット・シー・サワイ (Wat Sri Sawai)

ワット・マハタートより南西300mにある、このワット・シー・サワイ(Wat Sri Sawai)。
特徴的なのが、3つの塔から成るプラーン(Prang:クメール様式のお堂)。

もともとは、クメール人によるヒンドゥー教寺院であったものが、スコータイ王朝時、タイ人の仏教寺院となったんだそうな。(説明書きは下方)
入り口付近
(ラテライト(laterite:紅土)からなる塀)
中の風景1
(3つの塔の前には、柱が並ぶ)
入り口付近
(ラテライト(laterite:紅土)からなる塀)
中の風景1
(3つの塔の前には、柱が並ぶ)
中の風景2
(正面からの様子)
近影
(塔の近影。よーく見ると、色々な神々が彫られてますね)
中の風景2
(正面からの様子)
近影
(塔の近影。よーく見ると、色々な神々が彫られてますね)
(説明書き)

Wat Si Sawai is situated 300 metres to the southwest of Wat Mahathat. It is surrounded with beautiful scenery. Interesting work of art is the Main Prang that consists of 3 towers in Lopburi style of art. In front, there are 2 bases of Vihara locating next to each others and surrounded with brick/slate boundary wall. The outer wall is built of laterite. From an excavation and renovation, fragments of antiques were found such as lintel showing Vishanu stepping over the ocean, fragments of the bronze Idol and Linga, and the Buddha image in Lopburi style.


King Rama Ⅵ of Chakkri dynasty has visited this temple when he held the position of the crown prince. He found the image of Sayumpu ( Siva ) in the Vihara. Hence, it is assumed that Wat Sri Sawai once was the ancient site of Brahman religion before changing into a Buddhist temple.

【歴史公園】ワット・スラシー (Wat Sa Si)

遺跡公園内に「黄金の池」と呼ばれる池があり、そこに小島が浮かんでます。
この小島にあるのが、この「ワット・スラシー」スリランカ様式と言われていて、説明のボードには、「Wat Sa Si」(ワット・サー・シー)とか、「Wat Sra Sri」(ワット・スラ・スリ」とか書かれています。
遺跡公園内に「黄金の池」と呼ばれる池があり、そこに小島が浮かんでます。
この小島にあるのが、この「ワット・スラシー」スリランカ様式と言われていて、説明のボードには、「Wat Sa Si」(ワット・サー・シー)とか、「Wat Sra Sri」(ワット・スラ・スリ」とか書かれています。(どちらが正しい名称か、今一不明)
中心に大きなチェディ(仏塔)、端を渡って、礼拝堂跡があります。
仏塔(チェディ)
(2つあります)
仏塔と仏像
(仏塔の前に、仏像が座ってます)
仏塔(チェディ)
(2つあります)
仏塔と仏像
(仏塔の前に、仏像が座ってます)
変わった仏像1
(初めて見るような、柔らかい雰囲気の仏像)
変わった仏像2
(柔らか雰囲気の仏像の近影。遊行像と言われるもの?)
変わった仏像1
(初めて見るような、柔らかい雰囲気の仏像)
変わった仏像2
(柔らか雰囲気の仏像の近影。遊行像と言われるもの?)
仏塔と仏像2
(正面から見たところ)
仏塔と仏像3
(もう1つの小島に橋が渡ってます。橋から見たところ)
仏塔と仏像2
(正面から見たところ)
仏塔と仏像3
(もう1つの小島に橋が渡ってます。橋から見たところ)
橋の反対側1
(礼拝堂跡?)
橋の反対側2
(近影)
橋の反対側1
(礼拝堂跡?)
橋の反対側2
(近影)

【歴史公園】その他、CityPillarや防壁など

遺跡公園内のその他いろいろです。
公園内の池や、その他点在している遺跡など。
まだまだ紹介したいものもありますが、スコータイ遺跡公園は、まずはこれまで。^-^)
Lak Muang(City Pillar)
(街のお堂、または記念碑だったらしい)
外壁
(侵略を防いだとされる防壁の跡)
Lak Muang
(City Pillar)

(街のお堂、または記念碑だったらしい)
外壁
(侵略を防いだとされる防壁の跡)
Nuen Prasat(ヌーン・プラサート)
(スコータイ時代に王宮ではないかと言われている場所。)
Wat Mai
(公園の入り口付近に位置する遺跡)
Nuen Prasat
(ヌーン・プラサート)

(スコータイ時代に王宮ではないかと言われている場所。)
Wat Mai
(公園の入り口付近に位置する遺跡)
「黄金の池」と呼ばれる池
(遺跡公園内には、かなり大きな池があります。
所々に休憩所があり、のんびりできて良いですね。^-^)
「黄金の池」と呼ばれる池
(遺跡公園内には、かなり大きな池があります。
所々に休憩所があり、のんびりできて良いですね。^-^)
プラ・グラーイ
(SPOTTED FEATHERBACK Chitala ornata)
(遺跡公園内の池(左の写真)にいるらしい魚。体長48~85cmで、食べるとおいしいのだとか。本当? ^-^;)
「黄金の池」と呼ばれる池
(遺跡公園内には、かなり大きな池があります。
所々に休憩所があり、のんびりできて良いですね。^-^)
プラ・グラーイ
(SPOTTED FEATHERBACK Chitala ornata)
(遺跡公園内の池(左の写真)にいるらしい魚。体長48~85cmで、食べるとおいしいのだとか。本当? ^-^;)

ここを訪れたのは1度きりで、それもずいぶん昔の話。遺跡を見るのが好きな私としては、また是非訪れたい場所の1つです。
カメラもずいぶん進化しましたし、写真撮影も楽しみながらゆっくり見て回れたら良いな~ (´▽`)

【タイ北部】スコータイ