タイ北東部ウボンラーチャターニー
タイ北東部:ウボン・ラーチャターニーのフォトギャラリーです。

バンコクから東へ約630km、飛行機で約1時間のところにある「ウボン・ラチャターニー」。単に「ウボン」と呼ばれる事が多いですが、「ウボン・ラーチャターニー」は「蓮の都」を意味し、タイの最東部に位置するとても大きな街です。
南はカンボジア、東はラオスに接し、特に、タイ、カンボジア、ラオスの3国にまたがる地域は、自然の多いことから、エメラルド・トライアングルと呼ばれるようですね。
10世紀以降クメール王朝の支配下にありましたが、アユタヤ王朝時代にタイに組み込まれ、アユタヤ王朝が1767年滅びた後、現在のタイの王朝であるチャクリー王朝のラーマ1世治世時代の1786年、再びタイに組み込まれました。
ベトナム戦争当時は、ウドン・ターニーなどと同様にアメリカ空軍基地が置かれ、米軍基地の街として発展した街のようですね。
毎年7月に行われる「ローソク祭り」(キャンドルフェスティバル)は、スリンの象祭り、スコータイのロイ・カトーン・フェスティバルと並び、タイの3大祭りの1つに数えられてます。
インドのブッダガヤにある「大菩提寺」を模した「ワット・ノン・ブア」、タイ北東部(イサーン)における最初のタマユット派の寺院「ワット・スパッタナーラーム」、長細い建物が印象的な「ワット・ルアン」など、街には多くの寺院があります。