【タイ東部】 チャチューンサオ

タイ東部チャチューンサオ

タイ東部チャチュンサオのフォトギャラリーです。

ワット・ソートーン
全体は白く、金で装飾されている非常に大きな寺院。 天気が良ければ、更に美しい姿に見えるでしょう。

チャチュンサオ(Chachoengsao)は、タイ湾(Gulf of Thailand)にも一部接するバンコクのお隣に位置し、バンコクからは車でおよそ 1~2時間。 県内を流れるバン・パコン川(Bang Pakong River)により、古くからお米などの農作物やマンゴーの生産が盛んのようです。
アユタヤ時代からの歴史があり、「チャチュンサオ」とはクメール語で「深い運河」という意味だとか。「チャチュンサオ」は「ペートリウ」(Paet Rio)とも呼ばれます。

バンコクから車での日帰りで行きましたが、地元の人々に篤く信仰されている「ワット・ソートーン」(Wat Sothon)、タイでは最も大き い寝ガネーシャ(とでも言うのでしょうか)が祀られる「ワット・サマンラタナラム」(Wat Samanratanaram)、百年市場とも言われる昔ながらの市場「タラート・クローンスアン」(Talat Khlong Suan)、砂で造られた様々な像や建物が展示される「砂芸術展」(ワールド・サンド・スカルプチャー - World Sand Sculpture)などがあります。

【チャチュンサオ】ワット・ソートーン(Wat Sothon)

「ワット・ソートーン」(Wat Sothon or Wat Sothon Wararam Worawihan)は、アユタヤ時代後期に建立された寺院で、寺院では世界で最も大きいとも言われてます。

元々は「ワット・ホーン」(Wat Hong)と呼ばれていたこの寺院、建物自体は非常に大きく、また全体に白色でビックリするくらい美しく、バンコクの近くにこのような寺院があったのかー、という感じです。年間の参拝者の数がバンコクのエメラルド仏寺院(ワット・プラケオ)に次いでタイ国内で2番目に多いお寺、ということで、地元の人たち含め、その人気ぶりがうかがえますね。

お寺には、タイ国内で最も崇拝されている仏像の1つであり、地域の信仰の中心となっている「プラ・プッタソートーン」(Phra Phutthasothon)または「ルアン・ポー・ソートーン」(Luang Pho Sothon)が祀られています。

言い伝えによれば、この仏像は川に流れているところを見つけられ、が、納める祠を作り、お迎えするための儀式が終わるまで、引き上げることができなかったとか。
ワット・ソートーンの外観1
全体は白く、金で装飾されている非常に大きな寺院。
アユタヤ時代後期に建立された寺院ということだけにバンコクのエンシェントシティに見られるアユタヤの宮殿「サンペット・プラサート・パレス」に似てますね。
ワット・ソートーンの外観1
全体は白く、金で装飾されている非常に大きな寺院。
アユタヤ時代後期に建立された寺院ということだけにバンコクのエンシェントシティに見られるアユタヤの宮殿「サンペット・プラサート・パレス」に似てますね。
ワット・ソートーンの外観2
敷地内からの外観。その大きさ、美しさにはびっくり。
ワット・ソートーンの外観2
敷地内からの外観。その大きさ、美しさにはびっくり。
装飾
上部の装飾。金の装飾や仏像で飾られてます。
ウサギたち
理由はわかりませんが、ウサギの像が沢山あります。何か関係があるのかな?
装飾
上部の装飾。金の装飾や仏像で飾られてます。
ウサギたち
理由はわかりませんが、ウサギの像が沢山あります。何か関係があるのかな?
寺院の前
寺院の前は広々としており、多くの車や参拝者が行き交います。
寺院前
本殿前には綺麗にデザインされた黄色の外灯が並びます。参拝者と比べるとその大きさも分かりますね。
寺院の前
寺院の前は広々としており、多くの車や参拝者が行き交います。
寺院前
本殿前には綺麗にデザインされた黄色の外灯が並びます。参拝者と比べるとその大きさも分かりますね。
本殿内の様子1
本殿内には仏像が祀られ、天井も高く、非常に広々とした雰囲気。
本殿内の様子1
本殿内には仏像が祀られ、天井も高く、非常に広々とした雰囲気。
本殿内の様子3
多くの参拝者がお祈りしてます。さすが仏教国タイ。皆熱心にお祈り捧げてます。
本殿内の様子3
多くの参拝者がお祈りしてます。さすが仏教国タイ。皆熱心にお祈り捧げてます。
本殿内の様子2-本尊
 中央に鎮座する、タイ国内で最も崇拝されている仏像の1つであり、地域の信仰の中心となっている「プラ・プッタソートーン」または「ルアン・ポー・ソートーン」
本殿入る前に
露出が多い服装している人は、写真のような服を着て中に入ります
本殿内の様子2-本尊
 中央に鎮座する、タイ国内で最も崇拝されている仏像の1つであり、地域の信仰の中心となっている「プラ・プッタソートーン」または「ルアン・ポー・ソートーン」
本殿入る前に
露出が多い服装している人は、写真のような服を着て中に入ります
本殿内の様子4-床の模様
石の床なんですけど、良く分からないような模様、というかデザインされてます。(亀とかいろいろ)
本殿内の様子4-床の模様
石の床なんですけど、良く分からないような模様、というかデザインされてます。(亀とかいろいろ)
本殿内の様子4-床の模様
石の床なんですけど、良く分からないような模様、というかデザインされてます。(亀とかいろいろ)
奉納の踊り
本殿隣にも、お祈り場があり、ここでは奉納の踊りがされてます。
(訪れた時は丁度踊り終わったところでした。残念~)
奉納の踊り
本殿隣にも、お祈り場があり、ここでは奉納の踊りがされてます。
(訪れた時は丁度踊り終わったところでした。残念~)
本殿隣
本殿隣のお祈り場。本殿よりもこちらは非常に混雑してます。地元の人たちでごった返し。(観光客は見当たらないようですね)
本殿隣
本殿隣のお祈り場。本殿よりもこちらは非常に混雑してます。地元の人たちでごった返し。(観光客は見当たらないようですね)
本殿隣のお祈り場2
多くの仏像が祀られ、人々はお祈りし金箔を貼ってます。
本殿隣のお祈り場2
多くの仏像が祀られ、人々はお祈りし金箔を貼ってます。
本殿隣のお祈り場2
多くの仏像が祀られ、人々はお祈りし金箔を貼ってます。タイの寺院では良く見かける風景ですね。
本殿隣のお祈り場3
入口入ってすぐのところ。人ごみで大変。前に進めないです。
本殿隣のお祈り場3
ロウソクに火を付けて、前の方に持っていきたいんですが人ごみで大変。
本殿隣のお祈り場3
入口入ってすぐのところ。右の写真のように、ロウソクに火を付けて、前の方に持っていきたいんですが人ごみで大変。
市場
駐車場から本殿へむかう間に市場があります。
食べ物、お菓子、宝くじと、結構なんでも売ってます。生活の場でもあるんですね。
市場
駐車場から本殿へむかう間に市場があります。
食べ物、お菓子、宝くじと、結構なんでも売ってます。生活の場でもあるんですね。
カオラーム」(KaoLaam, Khao Laam)
竹の中にもち米とココナッツミルクとお砂糖をちょっと入れて蒸し焼きにしたお菓子
お菓子いろいろ
こちらは、まぁ、お菓子いろいろですね。
カオラーム」(KaoLaam, Khao Laam)
竹の中にもち米とココナッツミルクとお砂糖をちょっと入れて蒸し焼きにしたお菓子
お菓子いろいろ
こちらは、まぁ、お菓子いろいろですね。
カノムジャーク(Kanom Jaak)
ジャークと呼ばれるヤシの葉にもち米と砂糖、ココナッツをくるんで焼いたお菓子。
宝くじ
お寺へ行くと良く見かける宝くじ売り。
たまに買ってはみるものの、まだ当たったことがありません。ざんねーん ^◇^)
カノムジャーク(Kanom Jaak)
ジャークと呼ばれるヤシの葉にもち米と砂糖、ココナッツをくるんで焼いたお菓子。
宝くじ
お寺へ行くと良く見かける宝くじ売り。
たまに買ってはみるものの、まだ当たったことがありません。ざんねーん ^◇^)

【チャチュンサオ】ワット・サマンラタナラム

ここ「ワット・サマンラタナラム」Wat Samanratanaram は、タイの最も大きいゆったりと横になっているガネーシャのあるお寺。ガネーシャは、高さ22m、横幅16mにも及びます。(写真)
タイの最も大きいゆったりと横になっているガネーシャ: 高さ22m、横幅16m
  • ガネーシャとは
    ヒンドゥー(ヒンズー)教における破壊の神「シヴァ」とその妻「パールヴァティー」の長男。ネズミを乗り物とし、象の頭、4本の腕を持つ神、障害を取り除く智慧・学問の神で知られます。タイでは「プラ・ピッカネート」(พระพิฆเนศ)、または「プラ・ピッカネースアン」(พระพิฆเนศวร)と呼ばれるとか。
    ヒンドゥー教では、5大神の一人に数えられるようですね。
    (世界創造を司る神「ブラフマー神」、世界維持を司る神「ヴィシュヌ神」、創造と破壊を司る神「シヴァ神」、戦いの神「ドゥルガー」、そしてこの「ガネーシャ」)
  • 象の頭
    いくつか説があるようですが、シヴァ神の妻「パールヴァティー」が身体を洗っているときに、その垢(アカ)から息子「ガネーシャ」を造り出し、浴室の入り口を守る様に言いつけた。(成長早!) そこへ事情を知らぬ夫(シヴァ神)が戻ったが、入口は見知らぬガネーシャが守っており、中に入れさせない。(まだ子供なのに大人に対して果敢ですね)
    怒ったシヴァ神、ガネーシャの首を刎ねて(はねて)投げ捨ててしまった。(あぁ...)
    それを知った妻が嘆くこと嘆くこと。夫、シヴァ神、さぁ、困った。急いで頭を探しに出たが見つからずどうしよう。そこで、出会った象の頭を持ち帰り、ガネーシャの頭としたとさ。
  • 最初に礼拝される神
    象の頭になってしまった上の続き。
    上の出来事から頭が象になってしまったガネーシャ。いや、それはもー怒る怒る。(それはそうでしょう。でも生きかえって(かな?)良かったね。 ^-^; )
    そこでシヴァ神、「人々がそなたを一番最初に礼拝するようにするから勘弁してくれ」ということでガネーシャもようやく納得し一件落着。
    これにより、ガネーシャが一番最初に礼拝される神となったということですね。
  • 片方の牙が折れている
    こちらもいくつか説があるようですが、夜道で転んだために牙が折れてしまたっとか。
    その一部始終を見ていたお月さまは大笑い。そこで折れた牙をお月さまに投げつけた。その時以来、お月さまの満ち欠けが始まったとか。
タイの最も大きいゆったりと横になっているガネーシャ:高さ22m、横幅16m
寝ガネーシャ
タイの最も大きいゆったりと横になっているガネーシャ:高さ22m、横幅16m
巨大なガネーシャの台座には、小さなが色とりどりのガネーシャがお祀りされてます。
寝ガネーシャの台座
巨大なガネーシャの台座には、小さなが色とりどりのガネーシャがお祀りされてます。
台座の色とりどりのガネーシャを人々は順番にお参りしてます。
一つ一つに触って、幸運を授かっているところですね。
台座の色とりどりのガネーシャを人々は順番にお参りしてます。
一つ一つに触って、幸運を授かっているところですね。
1つ1つのお参り 1
台座の色とりどりのガネーシャを人々は順番にお参りしてます。
一つ一つに触って、幸運を授かっているところですね。
こちらも一つ一つに触って、幸運を授かっているところです。
この女神は母のパールヴァティーでしょうか?
1つ1つのお参り 2
こちらも一つ一つに触って、幸運を授かっているところです。
ガネーシャと女神
この女神は母のパールヴァティーでしょうか?
ガネーシャの乗り物であり家来のネズミ。そのネズミの片方の耳に願いをささやきます。
願いが抜けて行かないようにもう片方の耳は手でふさぎます。
願いよ届け
ガネーシャの乗り物であり家来のネズミ。そのネズミの片方の耳に願いをささやきます。
願いが抜けて行かないようにもう片方の耳は手でふさぎます。
あちらこちらに
あちらこちらにガネーシャの乗り物であり家来のネズミがいます。
入口付近
入口付近でしたかお祈り場。ガネーシャにお水をかけるんですが、花弁が混じってます。
あちらこちらに
あちらこちらにガネーシャの乗り物であり家来のネズミがいます。
入口付近
入口付近でしたかお祈り場。ガネーシャにお水をかけるんですが、花弁が混じってます。
お寺で見かける奉納の踊り。突然人ごみの中で始まりました。
ガネーシャ以外にも多くの仏像が祀られてます。こちらは子供を抱えていることから慈母観音でしょうか?
奉納の踊り
お寺で見かける奉納の踊り。突然人ごみの中で始まりました。
慈母観音
ガネーシャ以外にも多くの仏像が祀られてます。こちらは子供を抱えていることから慈母観音でしょうか?

バンコクのお隣チャチュンサオ。何度もタイに来てる割にはその名を知らず、初めて訪れた巨大な寺院「ワット・ソートーン」にはその大きさと美しさにビックリ。その後に訪れたこちらも巨大なガネーシャ像のある「ワット・サマンラタナラム」も、その大きなガネーシャ像の他にも沢山のガネーシャ像があり、多くの熱心な参拝客も含めてとても印象的な寺院でした。

掲載が追い付ていませんが、その他にも100年市場とも言われる昔からの市場があったり、砂の芸術が見られるところもあったりと、中々興味深い場所だと思います。一度しか訪れてませんがまた行けたら良いですね~ (^◇^)

【タイ東部】 チャチューンサオ